癒しを求めて温泉へ。想像をはるかに超えてくる北白川不動温泉。

会社に行くのは21日の金曜日で最後でしたが有休休暇の消化が5日残っています。金曜日まではまだ社員。そして本日はその有給休暇消化の1日目。今日ばかりは自分の好きなことをしようと思っていました。

髭剃りとバタフライエフェクト

そして最初にしたことは「土日に剃らなかった髭を剃った」です。自分は仕事がなくても髭を剃るタイプの人間なんだなぁと思いました。

先週の金曜日まで勤めていた会社の人は、マスクをしていて口周りが見えないのでお客様に対峙する営業マンでも髭を生やしている人が多かったです。髭を剃るのが面倒くさいとか、髭を生やしているほうがかっこいいとか髭を剃らない理由はさまざまですが、自分はどちらにも属しません。

だから会社の人間関係もうまくいかなかったのだろうか。こういう細かな思想の違いが大きく決定的な人間関係のゆがみにつながるのかもしれないと考えました。バタフライエフェクトだな。

いざ北白川不動温泉へ

さて、前々から自分が自由に使える時間ができたら小旅行に行きたいと思っていました。ゆくゆく無職になるのでお金はそんなにかけられなません。

温泉が好きなのとこの土日風呂に入っていない汚れをスパッーと落とすために近くの温泉でと考えて、いろいろ検索して、前に本屋で立ち読みしたときに知った京都の北白川不動温泉に行くことに決めました。

京都の秘境温泉ぽくて本を読んだときから気になっていたのです。ゆっくりできそうなところも良い。立ち読みで得た情報で申し訳ない。今行かないとたぶんもう行かないと思うので着替とタオルをカバンに詰め込んで早速旅に出ました。

久しぶりの一人旅。なんの束縛もない自由な旅で実に清々しいです。さて今日一日どうなることやら。京阪電車で天満橋から京都の三条まで420円。

北白神不動温泉までの道程

京阪電車の三条駅に着いて地下から地上に上がると街の空気がひんやりして気持ちが良かった。空も青く絶好の旅行日和です。

バスに乗ろうと思いましたが次のバスまで一時間以上待たなければいけません。三条駅から北白川不動温泉に行くバスの本数は意外と少ないのです。三条から北白川不動温泉がある地蔵谷までバスで20分程度230円です。

急ぐ旅ではないけれどバスを一時間待つのも暇ですし、暇だから歩いて行ってみようと思いました。この判断が吉と出るか凶と出るか。

北白川不動温泉まで歩いた結果

結局歩いたのは駄目(凶)でした。最初のうちは水力発電所を発見したり、京都大学の周辺を歩いていることに興奮しました。京大の周りは飲食店や喫茶店が多く、しかもレトロな雰囲気の店が多いのです。古都京都というよりは、昭和な感じもあってとても落ち着く町並みでした。

京都に水力発電所があることを知ったり、京大の大きさや、京大周りの街の雰囲気の素敵さを感じれたのは良かったですが、一時間歩いても目指す北白川不動温泉までの道程の半分程しか歩けませんでした。

三条駅から北白川不動温泉まで歩いて行くことは全然おすすめできませんw。バス道を歩いていたので良きところのバス停でバスが来るのを待ちました。待ち時間15分。歩いたおかげでバスを待つ時間は短くすることができました。

突然のにわか雨。この旅行の雲行きも怪しいなぁw。バスに乗って気づいたのですが北白川不動温泉に向かう後半の道のりは山道で歩道がないので、歩けなくはないですがもし歩いていたら車がすぐ横を通ったり、車がすれ違う時など身を隠す場所がなかったりしてとても危険です。改めてバスに乗るのが正解だと思いました。いや普通バスに乗るでしょw。

北白川不動温泉

そうしてたどり着いた北白川不動温泉は素晴らしい温泉でした。着いてすぐに女将さんに休憩室に通され温泉の効能(天然ラジウム温泉)や食事の説明を受けました。料金1300円。ラジウム温泉はつかることはもちろん、湯気を鼻から吸うことでも効能が得られるという説明が印象的。

自分は物事をすぐに理解するのが苦手なタイプなので、トイレの場所とか、貴重品を入れるロッカーのこととか、食事のこととか、その時点で理解できないこともあったけどなんとなく過ごしているとわかってきました。(わからないことを適当にスルーしてしまう性格は苦労するのであまり良くないと最近思っています。)

最初に座った席が帰るまでの自分の席になるらしい。お風呂は午前10時〜午後7時まで入れます。その間はいったん休憩室に戻っても何度でもお風呂に入れます。

北白川不動温泉についたのが午後1時くらいで早速お風呂に入りたかったので男湯へ直行。平日なのでお客も少なく、一人貸切状態でお湯を満喫することができました。

洗い場はお湯と水で出る蛇口が別れているので自分の好きな温度に調整できるようになっています。そのお湯が熱かったので湯船のお湯も「熱いのかなぁ」と温度を心配しましたが湯船のお湯は丁度良い温度でした。湯船のお湯は40度に設定しているらしい。すっきりとしたお湯で気持ちよく、久々に湯船につかってふは〜っという感じでリラックスすることができました。

北白川不動温泉】
京都府京都市左京区北白川地蔵谷町1−244
​営業時間:午前10時〜午後7時
定休日:毎週木曜日

北白川不動温泉の食事

風呂からあがってなにか食事を頼もうと思いましたが、女将さんを見つけることができなくて、どう頼めばいいか分からず諦めました。暖簾の向こうに人の気配があったのですが間違えてたら恥ずかしいと思って、ひたすらお茶を飲んでいました。内気だなぁ。

お茶と水も勝手に飲んでいいのですが、ポットや水の瓶ごと自分の席に持っていっていいものか迷いました。周りを見ると皆自分の席にポットや瓶ごと持って行っていたので、結局ポットを自分の席に持ってきてお茶を飲みました。

柔らかいお茶で帰るまでにポットのお茶を一人で飲み切ってしまいました。お茶も水も温泉水とのこと。北白川不動温泉のお湯は飲むことができるというのも特長の一つです。

女将さんが他のお客の料理を下げるタイミングで料理を注文しました。どこまでも内気。

だし巻きとざるそばを注文。お酒も頼みたかったのですがまたお風呂に入りたかったので我慢しました。(以前お酒を飲んでお風呂に入ってひどい目にあったことがあるからです。)だし巻きもざるそばも、どちらもとても美味しかったです。ちなみに料理にもすべて温泉水が使われているらしいです。

料理を堪能した後で今度はお金を払うタイミングが分かりませんでした。普通に聞けば良いのですが、めちゃくちゃ静かで良い雰囲気なので、聞くに聞けなかったのです。シャイボーイだなぁ。

隣の席のお客さんは料理が来たタイミングで払っていたので「しまった」と思いました。常連さんで帰り際に払うお客さんもいたのでお金を払うのは帰るまでの良きタイミングで良いのだろうと思います。

北白川不動温泉の感想

北白川不動温泉に行くまでは、そこですることがないと思ったので時間つぶしに本を読もうと思って持っていったのですが、休憩所で本も読まずに外の景色を見たり、通っていく車を見たりぼーっとしていたらあっという間に時間が経っていました。滞在時間1時から4時半くらいまで約3時間半の幸せで贅沢な時間でした。

結局お風呂には2回入りましたが、もう1回入りたかったなぁという感想。次行ったときは慣れた感じで楽しみたいですw。

帰るときにおかみさんに一言声をかけて帰りました。まぁ何も言わなくても良いのだとは思うのですが席の片付けもあるかと思って帰りますアピールをしたのでした。

帰りのバス

帰りは北白川不動温泉のすぐ前のバス停「地蔵谷」から京阪バスに乗って京阪の三条駅に向かいました。北白川不動温泉に着いたときに女将さんにバスの時刻表を渡してもらえるのでとても安心。

ICOCAで乗ったら、バスの前方に表示されているデジタルの運賃表がどんどん上がっていって焦りました。ICOCAには280円しか入ってなく230円で三条駅まで行けるとネットで見たのでICOCAを使ったのですが一区間を除いて300円以上に上がっていったので不安になりました。結局230円で降りれて一安心。

最後までドキドキしてしまって、やっぱりなにに関しても余裕が必要だなぁと思いました。内向的人間の一人旅は手厳しいw。

本日のまとめ

癒しを求めて行った北白川不動温泉は温泉も料理も空間も最高でした。のんびりしたい人にはお勧めの温泉です。

北白川不動温泉についてはこちらの記事がお風呂についても詳しく書かれていて楽しいなぁと思いました。北白川不動温泉に行くきっかけにもなりました。ちなみに立ち読みしたのはこちらの本ではありませんw。

以上

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にわかライフ
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