『会社を辞めたらAKIRAを買おう』とふと、思った。
大友克洋「AKIRA」(漫画)
ご存じない方のために簡単に説明するとAKIRAとは、大友克洋による近未来都市を舞台にした超能力漫画で自分が1980年代に超はまった漫画です。アニメ映画化もされて当時相当話題になって自分もアニメから入ったタイプ。アニメ映画も相当面白かったのですが、映画は時間の制限があるということを考えると漫画のほうがより深い感じで描かれていると思います。
AKIRAの好きなところは絵の緻密さとストーリーの面白さ。登場人物もいわゆる簡略化された漫画の絵ではなく写実的なところに魅力を感じます。同時代に人気であった波動拳やかめはめ波みたいに超能力自体を絵で表現するのではなく壁や建物が壊れることを描くことで超能力を表現するのも新しすぎて斬新で当時びっくりしたことを覚えています。この説明で伝わると嬉しい。(比較のために波動拳やかめはめ波を例に出しましたがその表現も素晴らしいということを誤解のないように書いておきます。)
AKIRAの単行本は本の大きさがB5サイズで厚さも23mmもあり一冊1000円以上しますが自分が飲み代に1回4〜5000円使うことを考えたら、あれだけの話の内容、絵のクオリティの漫画を1000円強~2000円弱で買えるのは非常にお得です。(昔は一冊1000円ちょっとだったと記憶しているけれど今アマゾンで見たら1540円~1870円。30年も経つと物価が上がるものですね。)
全6巻で昔全巻持っていたのですが、学生時代にバイト先の同僚に借りパクされたのでした。貸したことを未だに後悔しています。その後悔を晴らすためにも買わねばならぬのだw。
舞城王太郎「熊の場所」(小説)
舞城王太郎著『熊の場所』の話じゃないけれど、AKIRAを買いなおすという選択はもっと早くに解決しておくべき問題でした。うろ覚えだけど熊の場所の話の中に不安なことは早めに解決しなければならないということが書いてあり好きな考え方なので人生の折に触れてこの言葉を思い出します。うろ覚えなのではっきりさせるために熊の場所ももう一度読んでみようっと。
記録しないと記憶しないので記録する
今日は仕事で京都に行きました。京都植物園がある北山というところです。せっかく京都に行ったのに仕事以外にはどこにも行きませんでした。当たり前か。京都植物園を巡るには時間がなかったし、お昼ごはんでもと思ったのですがめぼしいところを見つけられなかったことが仕事以外のところに行かなかった理由です。もうすぐ無職になるのであまりお金も使いたくないのもあって商談を終えてすぐに会社に帰りました。
仕事が終わり、家に帰って録画したNHKの朝ドラ舞い上がれを見ました。後おにぎりあたためますか、酒のツマミになる話なども見ました。記録しないと記憶していないので記録しています。ので有用な情報はありませんw。その時が楽しければそれでいいとも思うのですが、記憶していないと無駄な時間を過ごしている感じがしてしまうので今は記録するようにしています。
酒のツマミになる話で紹介していたレッドマンが面白い。円谷プロが作ったレッドマンという特撮ですが突っ込みどころが満載でそれに芸人がつっこんでいきます。かまいたち、霜降り明星、笑い飯、千鳥みんな面白かったのですが、やっぱりまっちゃんのツッコミが的確で秀逸でした。ツッコミの内容と声のトーンがピッタリでおもしろかったのです。
ヤマノススメ(アニメ)
ヤマノススメの一話目も見てみました。登場人物やストーリーなど前に見たことあるな~と思ったら序盤はシリーズの振り返りのようなことをしているらしいのです。なるほどw。
明日一日会社に行ったら有給休暇を消化後退職です。次も何も決まっていないので不安と憂鬱でいっぱいです。お金もないしどこまでいけるか〜という感じです。
ヤマノススメの登場人物が言っていた
「できないと思うからできない。だいたいのことはやればなんとかなる。」
という言葉が今の自分に言われているようで非常に心にしみました。
本日のまとめ
何度でも見たい人生で影響を与えられたおすすめ漫画、小説、アニメは
- 大友克洋「AKIRA」(漫画)
- 舞城王太郎「熊の場所」(小説)
- ヤマノススメ(アニメ)
でした。
以上